お客様のことを大切に考えながら「ズバッと本質を伝えられるタイプ」が大いに活躍。

──現在の業務内容を教えてください。
採用全般の業務を担っています。大きく分けて「新卒採用」と「キャリア採用」がありますが、新卒採用については全体の企画段階から携わっています。毎年、多くの学生さんと接する中で、私たちに求められていることが何であるのかを考えながら企画・実施するのがこだわりです。ほかにもインターンシップや説明会、部門長とともに最終選考の面接官をするなどをしており、学生さんとの接点を多く持てるように意識しています。
一方キャリア採用では、私自身がキャリア採用で入社していますので、実体験も交えながら面接に来られる方とお話しすることがほとんどです。採用以外のところでは、若手との社内面談やメンタルヘルスケア等、人に関わることはなんでも担当しています。
──自ら手を挙げて、業務の幅を広げておられると伺っています。
いつからか「仕事をするからには、キャリアアップを目指したい」という気持ちが強くなりました。やはり発言権を持つには、確固たる自身の成果があってこそだと思います。採用で携わった方々に「髙松建設に入社してよかった」と思っていただくためにも、積極的に手を挙げ、様々な業務を経験していきたいと思っています。
──髙松建設で活躍されている社員の特徴を教えてください。
「お客様のことを大事に考えて行動する」という前提は、全社員が実行できていると確信しています。その上で活躍している社員の特徴としては、お客様との関係値を大切にしながら「ズバッと、本質を伝えることができるタイプ」だと思います。たとえば、建築に対して「お客様はこうおっしゃっているが、求めておられるのは別のところにある」ということを見抜き、「プロとして正しい意見を発信できる」というイメージです。その場の空気を大切にしながらも、ズバッと言えるセンスを有する人は、どの部署においても尊敬される存在だなと感じています。
「面接っぽさ」を排し、“素の魅力”を引き出す採用を。

──新卒採用で、重視されているポイントなどをお聞かせください。
コミュニケーション能力は大切です。特に、先ほどの「お客様のことを考えて、言いにくいことでも伝えられる」というポイントは大切です。あとは、単純に「一緒に働きたいと思えるかどうか」は重要です。そのためにも、「当社で働くイメージ」をできるだけ率直にお伝えしています。
ほかには「他責にしない」ということも大事な判断基準の一つで「失敗経験をどう乗り越えたか?」を聞くようにしています。お客様から「ありがとう」と言われることが多い仕事ですが、一方で意思の疎通がうまくいかないことなどもあります。そうしたときに、「どう対応するか?」が肝要だからです。
色々語りましたが、自分自身が就活生の時に緊張しまくって何も話せないままたくさんの企業からお祈りされた経験があるので、緊張をほどく努力をこちらがするのと、普段の友達との会話のようにお話しいただけるように心がけています。「面接っぽくなかったです」と言われることを目標にいつもの皆さんにお会いしたいと考えています。
──中途採用では、どのようなところを見ておられますか?
技術面のスキルについては、その部署の専門家が担当します。私が注視している点は「転職理由」です。「キャリアアップ」といった前向きな理由が多いのですが、「実は人間関係だった」「ワークライフバランスを整えたい」など、本音は別にあることがほとんどです。本当の転職理由を知ることで、求職者の懸念事項をクリアにして、当社に入社していただくことで求職者の方の幸せにつながるのかを判断するのが私の役割だと考えています。入社後のミスマッチを可能な限り防ぎたいので、その点は一歩踏み込んでお話するようにしています。ちなみに、求職者の方が当社を選ばれるきっかけは、「ワークライフバランスの充実」がポイントになることが多いようです。
──課長として、学生に対して「特に意識されていること」を教えてください。
せっかく当社に来てくれた「ご縁」を、大事にすることを意識しています。たとえば「自己分析が足りていない」場合は、ちょっとおせっかいかもしれませんが「気づき」を持ってもらえるように努めています。合格・不合格に関わらず、「髙松建設を受けて良かった」と思ってほしいからです。そのためには緊張をほぐすように、フランクな面接を心がけています。これは、自分の就職活動の時期がちょうどリーマンショックと重なったこともあってうまくいかず、自信も失ってしまったという経験があるからかもしれません。そんな中で「自分らしさを出せた会社」に、内定をもらうことができました。また、結局のところ一緒に働く上で大事なのはよそ行きの顔ではなく、その人の素顔です。それを引き出すためにも、「面接っぽさ」を排除し、友達と雑談をするような雰囲気を醸し出すことで、お互いを理解できる機会にしています。
人事として、組織の潤滑油に。エンゲージメント向上を追求する。

──髙松建設の特徴である「若手から活躍、成長できる風土や環境」について、人事として取り組んでいることをお聞かせください。
マネジメント層とプレイヤーの間に立ち、具体策に落とし込むことです。若手からすると「直属の上司には、言いにくいこと」も、客観的な立場の人事の私であれば、気軽に相談してくれます。それを受けて、「こうしたらどうでしょうか?」と上司たちに提案する橋渡しの役目を担っています。そうした業務が増えるのは、私にとって大歓迎です。また「マネジメント層が裏では褒めているのに、直接言えない」という事例も多くあります。そんなときも私の出番です。ただ、今はまだまだ過渡期だと認識しています。今後も双方から頼られる存在となり、社員のエンゲージメントを向上させる推進役として、積極的に取り組んでいきます。
──管理職と子育てとの両立で、周りのサポートをどのような面で感じますか?
2023年の8月に出産しました。6月から産休に入り、翌年4月に復帰。1年ほど時短勤務をして、今はフルタイムで働いています。復帰してから安心したのは「前と変わらず、たくさんの仕事を任せてくれる」ところです。私は、「早く仕事に戻りたい」という気持ちが強かったので、そこを汲み取ってくれたところに、ありがたさを感じています。産後に自分がどういうキャリアを歩みたいと感じるのか、不安だらけでしたが、自分の志向に応じたキャリアパスは自分でつかみ取るものだと思いました。特にメンバーには感謝でいっぱいで、急な子どもの体調不良などで迷惑をかけることがあるのですが、嫌な顔を一切せずに受け入れてくれて帰りやすい雰囲気を作ってくれています。人事としては、「多様な価値観を持つ全員が、楽しく働いて輝ける職場にする」を宿題と捉え、ずっと模索しながら行動しています。
──髙松建設を受ける学生に対して、メッセージをお願いします。
就活で悩んでいたら、建築業界や当社に興味がなくても「一度、お話だけでも聞きに来てください」ということをお伝えしたいです。当社を受けなくても大丈夫です。インターンシップも「建築業界は視野に入れていない」という方を、歓迎しています。以前、「自分は行かないことに決めたけど、良い会社だから」とある学生の方が友達に奨めてくれた事例があり、とても嬉しかったことを覚えています。私が就活で後悔しているのは「最初から建築業界を外していたこと」です。でも、実際に入社してみると、様々な業界と関わりながら、とっても責任感のある仕事ができる会社でした。当社の経営理念は『我が社にかかわる全ての人々に、「リレーションシップ」を感じてもらえるようなユニークなグッドカンパニーを目標とする。』です。ぜひ一度、気軽に当社の門を叩いてほしいと思います。